ゴール

この記事では、
認知症の方の暴言に悩む介護士が、
自分の心を守りながら関わるためのヒントをお伝えします。「こんな関わり方もある」と少しでも知ってもらうことで、職員が少しでも気持ちが軽くなれればいいなぁと考えブログにしました。
口が悪く、突然暴言を吐く利用者さん。
毎日、毎日、何の前触れもなく続く独り言のような暴言に、
聞いているだけで心が疲れてしまうことがあります。
「気にしないようにしよう」
「仕事だから仕方ない」
そう思おうとしても、人の心は簡単に切り替えられるものではありません。
イライラするし、正直、やめてほしいと思うこともあります。
言葉の理解ができていないことは、頭では分かっています。
わざとではないことも、分かっています。
それでも、介護する人の心が疲れていたり色々な感情で追いつかない日があるのも事実だと思います。
【認知症の利用者側】背景を考えるようにしている

暴言が続く利用者さんには、必ず背景があります。
- 職員の話している言葉の意味を理解できていない
- 人に対する恐怖や不安が強い
- 周囲のバタバタや職員同士の会話などで混乱や緊張が、言葉としてあふれている場合もあります。
攻撃しているというより、
不安や怖さを外に出しているだけなのかもしれない。
そう考えるようにしています。
【介護士側】それでも、介護する人の心は嫌な言葉を避けてしまう行動
理解しようとしても、
毎日暴言を浴び続ければ、心は少しずつ離れていきます。
近づきすぎると傷つくから、
無意識に距離を取ってしまう。
それは冷たい対応ではなく、自分を守る反応だと思っています。
暴言が出たとき、私がしていること
暴言が始まったとき、私はすぐ反応したりしません。新人職員は「どうしたんですか?」など丁寧に話しかけますが、それは逆効果だったりすることがあります。正面で対応する事ばかりが正解とは限りません。
聞き流す。
距離をおいて見守る。
それも立派な対応だと思っています。
無理に関わろうとすると、
お互いに緊張が高まり、状況が悪くなることが多いからです。
介護職員の声かけは「少なく・静かに・短く」
声をかけるときに意識しているのは、
- 落ち着いた声のトーン
- 短い言葉
- 必要以上に説明しない
そして、目が合ったときは、
言葉より先に笑顔を見せるようにしています。
出典:

【言語聴覚士が徹底解説】認知症とことば:BPSDとコミュニケーション支援|発声・嚥下リハビリ専門家|かっしー
少しずつのすりこみ「敵じゃない」と理解してもらう時間
認知症の方に、
「この人は敵じゃない」と言葉で理解してもらうことは難しいです。
だから私は、説明しようとはしません。
代わりに、
表情や雰囲気で感じ取ってもらうことを大切にしています。
嫌な記憶より、安心した記憶を残す
認知症では、
嫌だったこと、怖かったこと、悪い印象のほうが
記憶に残りやすいと言われています。
だからこそ私は、
少しでも
「楽しかった」
「嫌な気持ちにならなかった」
そんな感情が残るように行動したいと思っています。
言葉は残らなくても、
感情は残ると。
感情で返さないのは、相手のためでもあり自分のため
暴言を暴言で返してはいけない。
そう思っています。
感情で返してしまえば、
その場はスッとするかもしれません。
でもそれは、さらに認知症の人にストレスをかけ、
症状を強めてしまう可能性があります。
そして何より、
自分自身がつらくなってしまうと思います。
まとめ|心を守る距離感も介護のひとつ
介護は、
すべてを受け止めることではありません。
離れること、距離を取ること、
感情で返さないことも、
利用者と介護者、両方を守る大切な関わり方だと思っています。
正解はひとつではありません。
今日も現場で悩みながら関わっているあなたは、
もう十分やっています。
今回 「認知症ケア専門士」の学びや日常の対応から学んだ事を交えお伝えしました。
これから認知症の高齢者は多くなると思います。症状の理解がこれからの介護業界では 必要と感じています。
人手不足+認知症で 施設の負担も増える中 高齢者への負担も増していきます。だからこそ 少しでも介護困難を減らし、利用者にとっても「快適な不安のない老後」になっていく事を願い 介護士としてのこれからの学びだと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。では、またぁ
おまけ
好きな香りや匂いはありますか?
私は キンモクセイの香りが好きで 家の中の消臭剤もキンモクセイにしている程です。( ´∀` ) 好きな匂いで少しでも
心が「ε-(´∀`*)ほっ」としてくれたらいいなぁと思います。
