今回の目的
このブログでは、認知症の方と日々関わっている家族や介護職員の方に向けて、心が疲れないための関わり方のヒントをお届けします。
認知症ケア専門士の勉強をしている立場から、現場で気づいたことや実際に使える考え方を「2つだけ」にしぼって分かりやすく紹介します。
認知症ケアに正解はありませんが、自分を追い込まないための視点を持つことで、毎日の関わりが少しだけ楽になる事を願って。
少しでも「こう考えていいんだ」と気持ちが軽くなるきっかけになれたら嬉しいです
① 人生の先輩として尊重する|認知症は“わざと”ではなく、本人も苦しんでいる
認知症の症状が進むと、同じことを何度も聞いたり、時には怒りっぽくなることがあります。しかし、その行動の裏には「記憶がうまくつながらない不安」「自分の存在を認めてほしい気持ち」があることが多いのです。
大切なのは、「人格と症状を切り離して考える」ことです。 その人は決して“わざと”困らせているわけではありません。認知症により今できないことがあるだけ。
BPSD症状

私たちが忘れてはいけないのは、“長く生きてきた人生の先輩”だということ!親も同じだと思います。親も人間です。昔は大きかった背中も年齢と共に守られる立場になるのですねぇ。。。
ときには目を見て、ゆっくりうなずき、「そうなんですね」と共感する。そのやりとりが、お互いに安心感や信頼関係をつくります。認知症になったからといって、すべての事が分からなくなってしまう訳ではない事を忘れないでほしいです。
画像提供出典:ジョブメドレー
② 完璧を目指さず、休む勇気も大切
介護をしていると、無意識に「ちゃんとしなきゃ」と思って頑張りすぎてしまう事が多いと思います。特に施設職員や家族介護者は「もっとやれたはず」と自分を追い込んでしまうことも。
ですが、“完璧な介護”を目指すと心が疲れてしまいます。 認知症の介護は毎日同じではなく、想定外が当たり前。だからこそ、できなかったことより「今日出来た事」に目を向ける事で心も軽くなります。相手も自分も完璧は無いのです。
また、休みの日は介護のことを考えないと決めるのも効果的。
- 趣味の時間に集中する
- よく眠る
- 好きな人と過ごす
「自分を楽しませる」ことは決して“逃げ”ではなく、明日も笑顔で関われるための“準備”。
介護しているあなた自身が、まず自分を許し、守ることが大切なのです。
まとめ
認知症の人と関わるすべての人へ

認知症の方と向き合う時間は、一人で抱え込むとつらくなります。でも、視点を少し変えるだけで「つきあい方」はゆるやかになります。
・相手を人生の先輩として見つめる ・完璧を求めず、休む時間をつくる
これらを意識することで、心が少し軽くなるきっかけになると嬉しいです。
認知症ケア専門士を目指しながら、これからも現場と学びの中で得た気づきを発信していきます。
では、またぁ(*^▽^*)

