【介護現場の本音】認知症で何度も同じことを聞かれる…8年目の私が変えた対応と考え方

介護士

本日のゴール

認知症の方の「何度も同じことを聞く行動」に対して、イライラを減らしながら対応するヒントを知る


認知症:最近多く感じる「記憶障害(即時記憶)の低下」

介護の現場で働いていると、ここ最近「認知症の方が増えている」と感じることが多くなりました。

特に多いのが、
**言ったことを数秒で忘れてしまう状態(即時記憶の低下)**です。

・トイレに行ったのに、すぐ「また行きたい」と言う
・同じことを何度も何度も聞かれる
・施設での行動を覚えられない

体は元気なため、すぐ立ち上がって行動してしまい、見守りが欠かせません。


認知症:忘れてしまうからこそ起きる行動

認知症の方は「覚えられない」のではなく、
**“今の出来事が記憶として残りにくい状態”**です。

そのため、

・トイレに行ったことを忘れてしまう
・自分が何をしていたか分からなくなる
・同じ訴えを繰り返す

結果として、不安や混乱が生まれます。


正直な気持ち:イライラしてしまった自分

最初は正直、

「またなの?」
「さっき言ったのに…」

と思ってしまい、
聞こえないふりをしてしまったり、その場を離れてしまうこともありました。

介護士も人間です。
余裕がないと、そう感じてしまうことはあります。


気づいたこと:本人はわざとじゃない

でもある時、気づきました。

・なかなか覚えられない状態なんだ
・何度も「ごめんね」と謝っている
・不安が強くなっているのかもしれない

そして、
**「これが自分だったらどうだろう?」**と考えました。

覚えられないのに、不安だけが残る。
それはとてもつらいことだと思いました。


私が実際にやっている対応

それから少しずつ、対応を変えていきました。

・何度でも声かけをする

通りすがりでもいいので、安心できる声かけを繰り返す

・気が紛れることを提供する

・簡単な作業
・手を動かすこと
・役割を持ってもらう

「不安な時間」を減らすことを意識しています


イライラを減らすために大切にしていること

・1人で抱え込まない

無理に自分だけで対応しない
他の職員と共有することで気持ちも楽になります

・不安が強いと不穏になると知る

認知症の方は、
「忘れること」そのものが不安を強くすることがあります


まとめ:認知症を少し知るだけで関わり方は変わる

日々の業務に追われて、バタバタと過ごしてしまう介護現場。
ですが、認知症について少し学ぶだけで、見え方や関わり方が大きく変わると感じています。

私自身、認知症ケア専門士の勉強を少しだけしました。
(試験はまだ合格していませんが…😱)


■ 学びから得た気づき

・環境の影響によって認知症は進行することがある
・「忘れてしまうこと」そのものが大きなストレスになる
・周りの言葉や態度によって、不安や混乱が強くなる

「なんで怒られているの?」
「自分は何かしたの?」

本人は分からないまま、不安だけが残ることがあります。


■ “当たり前”ができなくなるつらさ

私たちが当たり前にできていることが、
忘れてしまうことでできなくなる状態になります。

もし自分だったら、
きっと不安や怖さを感じると思います。


■ 不安やストレスが進行につながることも

認知症は現在、完全に治すことは難しいとされています。

そして、
不安やストレスが強くなることで症状が悪化することもあると言われています。


■ 私たちができること

「なんで?」「何回も言ってるでしょ!」

ではなく、

・そっと寄り添う
・安心できる声かけ
・何度でも付き合う

そして、
職員同士で交代しながら関わることも大切です。


最後に

認知症の方は「できない人」ではなく、
**「困っている人」**です。

少しの理解と関わり方で、
その人の不安は減らせます。

完璧じゃなくていい。
でも、寄り添う姿勢だけは忘れずにいたい。


本日のゴール(振り返り)

認知症の方の行動の背景を理解し、
イライラを減らしながら関わるヒントを持つことができた


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