記事のゴール
仕事と家のことで手いっぱいの人が、「これなら私も今日から続けられそう」と思えること。
こんにちは。現役9年目の介護福祉士のtmoです。
次の介護福祉士国家試験(第39回)は、2027年1月31日(日)です。申し込みが終わって、「さあ、本気で勉強しなきゃ」と思いながら、仕事と家のことでもう一日が終わってしまう。そんな方も多いのではないでしょうか。
私も同じでした。働きながら、小学生の子どもたち2人を育てながらの受験です。高校の試験勉強もろくにしてこなかった私が、試験の3か月前から毎日続けたことを書きます。
ノートの作り方や問題集の使い方は、「さかのぼり方法」で合格した私の勉強法にまとめています。この記事では、「どうやって3か月続けたか」だけをお話しします。
3か月前に決めたルールは「毎日1問でも15分でもやる」
試験の3か月前に、私はひとつだけ決めました。
「絶対に、毎日1問でも15分でもやる」
どんなに疲れていても、帰りが遅くなっても、この3か月だけは毎日やる。何時間やるかではなく、「やらない日をつくらない」ことを決めたんです。
基本は1時間。短い日は15分の日もありました。量も決めていません。その日に使える時間と、自分がどれだけ理解できるかによって、1問の日もあれば、10問、20問と進む日もありました。
勉強は「さぁ寝るだけ」にしてから
私の勉強時間は、夜でした。
仕事から帰って、家のことを全部終わらせる。自分もお風呂に入る。そうやって「あとは寝るだけ」の状態にしてから、勉強を始めていました。
先に全部終わらせておくと、「洗い物が残っている」「お風呂まだだった」と気になることがありません。勉強が終わったら、そのまま布団に入ればいい。疲れている日ほど、この順番が助かりました。
子どもたちは9時には寝てくれていたので、勉強は2人が寝てから。休みの日も同じで、昼間は家のことや子どもとの時間にして、勉強は夜にしていました。
参考書はいつでも開けるように出しっぱなし
もうひとつ続けやすかった理由が、勉強道具の置き場所です。
家族が過ごす部屋に、参考書もノートもいつも出しっぱなしにしていました。片づけてしまうと、出すところから始めないといけません。疲れている夜は、その一手間が「今日はいいか」につながります。
出しっぱなしなら、座ればすぐ開けます。見た目はあまりきれいではありませんが、3か月だけと割り切りました。
子どもたちに「ママはこの資格を一発で取りたい」と伝えた
勉強を始めるとき、子どもたちには自分の口で説明しました。ママはこの資格がほしいこと。一発で合格したいこと。だから、しばらく夜は勉強をすること。
2人ともまだ学生でしたが、それぞれに気をつかってくれていたと思います。黙って机に向かうより、理由を話しておいてよかったです。子どもたちが応援してくれていると思えると、疲れた夜でも「もう少しやろう」と思えました。
疲れた日も、人が泊まりにきた日も1問だけ
3か月のあいだには、いろいろな日がありました。仕事でくたくたの日。帰りが遅くなった日。誰かが遊びにきた日や、泊まりにきた日もありました。
そんな日も、問題を1問だけはやりました。
私の中では「15分=問題1問分」の目安です。1問解いて、答えを見て、間違えたところを調べる。そうしていると、1問だけのつもりが15分では終わらない日もありました。
「1問だけ」と思うと、気が重い日でも始められます。始めてしまえば、意外と手が動くんです。
何を言っているか分からない問題「わからん」にぶち当たったら
一番「今日はもうやりたくない」と思ったのは、問題文を読んでも何を言っているのか理解できない日でした。
そういう問題も、まずは解きます。ほとんど不正解です。それでも止まらずに、採点の「バツ」に心折られても進めて、どうしても分からなかったところは休みの日にまとめて学び直す時間をつくったり何回も書いて覚えて、それでも理解できないところは丸暗記になっていました。
平日の夜に分からない問題とずっとにらめっこしていたら、きっと続かなかったと思います。「さかのぼり法」でまたやるのでと、切り替えて毎日の勉強を止めずにすすめたのを覚えています。
どうしても頭に入らない科目の話は、介護福祉士の勉強が覚えられなかったときの話に書いています。
1か月ぐらいで気づいた自分の覚え方のクセ
毎日続けて1か月ちょっとたった頃、自分のことがひとつ分かりました。
私の頭は、「なぜ?」が分からないと覚えるのがむずかしい。理由が分かれば入ってくるけれど、理由が分からないまま覚えようとすると、なかなか残らないんです。
自分のクセは、毎日続けてみないと見えてきません。最初の1か月は、自分の覚え方を知る期間だと思ってもいいのかなと思います。
現場の利用者さんを試験問題に当てはめてみた
「なぜ?」を見つけるのに役立ったのが、毎日の仕事でした。試験の問題を、現場で関わっている利用者さんに当てはめて考えてみたんです。
たとえば片麻痺の方の介助の問題が出たら、いつも自分がしている介助を思い浮かべます。
認知症の問題では、「認知症は脳の病気だから、あーだからこんなことをするんだ」とつながることがありました。せん妄や周辺症状の問題を解きながら、「この利用者さんは不安なのかもしれないな」と、現場の様子と重ねて考えていました。
医療の分野も同じです。利用者さんが飲んでいるお薬を見て、「この病気があるから、このお薬を飲んでいるんだ」と結びつけて覚えました。
テキストの文字だけだと覚えられないことも、目の前の利用者さんと結びつくと「だからか」と理由が分かります。働きながら受験する人だからこそできる覚え方だと思います。認知症の科目の覚え方は、認知症の理解の覚え方をQ&Aで解説にもまとめています。
やり方は変えない。分からなくても止まらない
クセに気づいたあとも、勉強のやり方は変えませんでした。分からなくても、コツコツ進める。なかなか進みませんでしたが、歩みは止めませんでした。
試験の直前も、いつもどおりです。特別なことはしていません。その日の時間に合わせて、1問の日もあれば10問、20問の日もある。3か月間、ずっと同じでした。
試験当日の過ごし方は、試験当日、ギリギリまで勉強しなかった理由に書いています。
私が一発合格にこだわった理由
ここまで続けられたのは、一発で合格したいという思いが強かったからです。
私は車の免許も一発では取れませんでした。何かを最後までやり遂げたことがない自分を、変えたかったんです。自信がほしかった。
お金のこともあります。受験料を何回も払いたくない。泊まりで受けに行くために子どもたちを置いていくことを、何年も繰り返したくない。いろいろな思いが重なって、「この3か月で決める」と思えました。
不安はずっとありました。それでも、この資格を取れたらという自分への夢のほうが強かったと思います。
まとめ
- 決めたのは「毎日1問でも15分でもやる」だけ
- 家のことを全部終えて「さぁ寝るだけ」にしてから始める
- 参考書は出しっぱなしにして、すぐ開けるようにする
- 子どもたちには理由を話して、味方になってもらう
- 分からない問題は「さかのぼり法」で学び直すから進める
- 現場の利用者さんに当てはめて「なぜ?」を見つける
- やり方は変えず、進まなくても止まらない
試験まではあと4か月です。毎日何時間も取れなくても大丈夫。今日、1問だけ解いてみてください。その1問が、明日の1問につながっていきます。
この記事で伝えたかったこと:勉強時間は長さより、毎日やめないこと。仕事と子育てで時間がなかった私でも、1日1問から一発合格にたどり着けました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事を読んでくれたあなたが試験に合格して、自分に自信をつけてくれたらうれしいです。この時間は、人生のほんの少しの時間です。
「がんばれ!!」
