弱さを見せたら、心が軽くなった!頼れる人がいないシングルマザーが心を守るために変えた考え方

シングルマザーの生き方

近くに親はいない。子どもを預けられる人もいない。それでも毎日働いて、子どもを育てなければならない。

これが、私のずっと変わらない現実でした。

介護職員として働きながら、シングルマザーとして子どもを育ててきて8年。その中で私は、ある時はっきりと「考え方を変えよう」と決めました。全部を一人で完璧にやろうとするのをやめて、自分の弱さを、人に素直に出すことにしたんです。

今まさに一人で抱え込んでいる方に、その話を正直にお伝えします。

この記事のゴール

頼れる人がいなくて一人で抱え込んでいるあなたに、「弱さは見せていい。片意地を張らなくていい。まずは自分の心を守っていい」と伝えること。読み終わったとき、ほんの少しだけ肩の力が抜けたら、それが私の一番の願いです。

全部を一人で抱えていた頃の私

頼れる人がいないと、人は「自分がやるしかない」と思い込みます。

子どもが熱を出しても預け先はない。急な残業を頼まれても代わりはいない。自分が倒れたら、家の中が全部止まる。だから私は、いつも気を張っていました。倒れちゃいけない、休んじゃいけない、弱音なんて吐いちゃいけない、と。

「ちゃんとしたお母さんでいなきゃ」「人に迷惑をかけちゃいけない」。そう思えば思うほど、自分を追い込んでいきました。

そして、ある時ふっと、心がぷつんと切れそうになったんです。

考え方を変えた——「完璧にやれない」と認めた日

限界が近づいたとき、私はようやく気づきました。

このまま一人で全部背負っていたら、いつか私の心が壊れてしまう。そして、心が病んでしまったら、私はもう子どもたちを守れなくなる。

その瞬間、優先順位がはっきりしました。立派な母親に見えることより、私の心が元気でいることのほうが、子どもたちにとってずっと大事なんだ、と。

だから私は決めました。「完璧にはできません」と、素直に認めよう。できないことを隠して無理をするより、できないと正直に言ってしまったほうが、ずっと楽だったんです。

できないことは「できない」と断る勇気

人に頼るために、私が身につけたのは「できないことは、できないと断る勇気」でした。

これは、いつもきれいに伝わるわけではありません。時には角が立つこともあります。「もっとがんばれるでしょ」という空気を感じる場面だってありました。

それでも私は言うことにしました。だって、無理を引き受けて自分がつぶれてしまったら、結局いちばん困るのは子どもたちだから。少しくらい角が立っても、自分と子どもを守るためなら言っていい。そう腹をくくれたとき、気持ちがずいぶん楽になりました。

職場の人、そして出会った人たちに助けられた

正直に言うと、私はまわりの人に恵まれていました。職場の人はもちろん、これまで出会ってきたいろいろな人に、何度も助けられてきました。

たとえば、思いきって職場の人に「実は一人で子どもを育てていて、預け先がなくて」と打ち明けたとき。返ってきたのは責める言葉ではなく、「言ってくれてよかった」という一言でした。職場の外でも、ふとした場面で手を差し伸べてくれた人が、たくさんいました。

でもそれは、私が「助けて」と素直に言えたから巡ってきた縁でもあった気がします。弱さを隠して気を張っていた頃には、誰も近づけませんでしたから。

人は、本当のことを話してくれた相手を、案外責めません。むしろ助けたくなるものなんだと、この歳になって知りました。弱さを見せることは、人とのつながりを呼び込むことでもあったんです。

「自分の心」を、一番に守ると決めた

考え方を変えてから、私が一番大切にするようになったのは、自分の心の状態です。

昔の私は、自分のことを後回しにするのが「いい母親」だと思っていました。でも違いました。母親の心が沈んでいたら、その空気は子どもにちゃんと伝わってしまう。私が笑っていることが、子どもにとっての一番の安心なんです。

だから今は、「今日はもう無理しない」と早く休む日を作ったり、ほんの少しでも自分が楽しいと思える時間を持つようにしています。これは甘えではなく、子どもたちを守るために必要なことだと、はっきり言えます。

自分をすり減らさないための工夫は、別の記事にもまとめています。よかったらこちらも。

【介護士のストレス対処法】限界が来る前に。8年目の私が続けているセルフケア7選

人だけでなく、「仕組み」にも頼っていい

人に頼る勇気が出てきたら、次は「人以外の支え」にも頼れるようになりました。

頼れる相手が近くにいなくても、世の中には支えてくれる仕組みがちゃんとあります。

  • 病児保育やファミリーサポート(子どもを一時的に見てもらえる自治体の制度)
  • ひとり親家庭向けの支援制度(手当や医療費の助成など)
  • 家事を助けてくれる道具やサービス(時短家電、宅配、ネットスーパー)

「迷惑をかけたくない」と一人で抱えるより、使える仕組みに堂々と頼るほうが、結局は心が守られます。これは弱さではなく、賢い選択です。

弱音を、吐ける場所を持つ

弱さを出せるようになってから、私は「弱音を吐く場所」も意識して持つようにしました。

同じ立場の人とSNSでつながったり、思いをブログに書き出したり。最近は、AI(チャット)に話を聞いてもらうこともあります。

誰かに——たとえ画面の向こうでも——気持ちを言葉にするだけで、心はずいぶん軽くなります。ためこまないこと。これが、心を病ませないための一番のコツだと思っています。

おかげで、ちょっと図太くなりました(笑)

こうして「言いたいことは言う」「頼れるものには頼る」を続けてきた結果——気づけば私、すっかり図太くなんでも言えるようになっていました(笑)。

自分でも「ちょっと言いすぎかな?」と困ってしまうこともあります。でも、これは心が壊れずにここまで来られた証拠だと思って、まあよしとしています。

我慢して気を張りつめて、心を病んでしまうより、ずっといい。図太さは、一人で家族を守ってきた人の、立派な勲章なんじゃないかなと思うんです。

ちなみに、私が「いざとなっても何とかなる」と思えるのは、40歳から自分の手で介護福祉士の資格を取った経験も大きいです。その話はこちらに。

シングルマザーが40歳から介護福祉士に|2人を育てながら資格を取るまで

長く働き続けるための心構えは、こちらの記事にもまとめています。

【現役8年目】介護施設で長く働くための心構え|人間関係・人手不足とのつきあい方

同じ立場のあなたへ。どうか、片意地を張らないで

最後に、同じように一人でがんばっている人へ、一番伝えたいことを書かせてください。

どうか、自分に片意地を張りすぎないでください。みんな、敵じゃないんです。

実は昔の私は、世の中の人みんなが敵のように感じていました。誰も信じられなくて、頼ることもできなくて——気づけば、自分から孤独の中に閉じこもっていたんです。「私の家族は、この子たちだけ」。そう思い込んで、心を固く閉じていました。

でも今ならわかります。その考え方こそが、片意地だったんです。

世界は、思っていたよりずっとあたたかい場所でした。手を差し伸べてくれる人は、ちゃんといます。ただ、こちらが心を閉じていると、その手に気づけないだけ。私が少し肩の力を抜いて、弱さを見せられるようになったとき、まわりの景色はやさしく変わっていきました。

弱さを見せることは、強さです

完璧にできなくていい。弱いと思われてもいい。少しくらい角が立ってもいい。一人で、抱え込まないで。

一番守らなきゃいけないのは、立派な母親という見た目ではなく、あなた自身の心です。その心が元気でいてこそ、子どもたちを守れます。

頼っていい。弱音を吐いていい。「できない」と言っていい。あなたのまわりにも、きっと手を差し伸べてくれる人がいます。

どうか、一番に自分の心を大切にしてあげてください。大丈夫、今日が一番若い日ですから。

この記事で伝えたかったこと

弱さを見せることは、強さです。片意地を張らないで、頼っていい。あなたのまわりは、思っているよりずっと敵じゃありません。どうか、一番に自分の心を大切にしてくださいね。

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